English Español 韓国語

注目度が高い19歳のキューバ出身内野手

2017.4.21 18:54 Friday

メジャーリーグが開幕して2週間が経ち、ア・リーグ中地区は4チームが2位で並ぶ(日本時間20日時点)という激戦が繰り広げられている。まだわずか15試合ほどを消化したのみだが、地区優勝を目指してしのぎを削っている。

その一方で球団のスカウト達は早くも来季のために世界中を飛び回り、有望選手の発掘をしている。近年のメジャーリーグではドミニカ共和国をはじめ、キューバやメキシコなど中南米出身の選手が増えていることもあり、彼らの獲得競争もし烈だ。入団させるためには交渉が必要だが、その開始時期があらかじめ決まっている。毎年、日本時間7月3日から交渉が開始される。

その中でも注目されている選手として挙げられているのはキューバ出身の内野手・ルイス・ロベルトだ。彼は19歳でありながら「mlb pipeline.com」で発表されているインターナショナルプロスペクトで1位にランクインされている。昨年、キューバでの試合では53試合に出場して打率.401 本塁打12 打点40の成績を残した。広い意味で捉えれば大谷翔平(北海道日本ハム)が1位になるという話もあるが、ここではあくまでも中南米出身の選手に絞っているランキング上でのことだ。

ロベルトに対するスカウト達の評価はヨエニス・セスペデス(メッツ)よりも上だという声も挙がっており、本人もメジャーリーグに挑戦する意思を示している。最近ではアスレチックスやアストロズ、カージナルスやホワイトソックスなど多くの球団が彼に興味を示しているという。来週、もしくは来月にはメジャー球団に向けてショーケースを行う予定になっており、大切なアピールタイムとなる。

彼には複数年契約の提示が確実視されており、期待が大きい選手だ。ちなみにメジャー球団に入団できる資格を得るのは日本時間5月20日から。果たしてロベルトはどこのチームに入団するのかその動向が注目される。

spotvnow