バムガーナーがバイク事故で故障者リスト入り
2017.4.22 14:08 Saturday
メジャーリーグが開幕して3週間になろうとしている今、各チームでは故障者リスト入りする選手がいることもあり体制が数日でガラリと変わる。そのケガの程度はその選手によって違ってはくるが主力を担う選手が出場できないとなるとチームにとっては大きな痛手となる。現在、ナ・リーグ西地区最下位に沈むジャイアンツではエースのマディソン・バムガーナーが10日間の故障者リスト入りした。
バムガーナーといえば投手としてメジャー史上初となる開幕戦で2本塁打を記録したチームのエース。本職の投球ではここまで登板した4試合すべてで6回3失点以下(クオリティスタート)を記録しているが、打線の援護がなく直近で3連敗を喫している。
日本時間20日、チームの休日だったバムガーナーは遠征先のコロラド州でダートバイクに乗っていたが事故を起こして左肩を負傷したという。検査の結果によると肋骨打撲と肩鎖関節捻挫で復帰までは6週間から8週間かかる見込みだ。メジャー9年目を迎えた彼にとって初めてのなる故障者入りとなった。ジャイアンツは離脱したバムガーナーの代わりにトリプルAに所属しているリリーフ投手、クリス・ストラットンを昇格させた。
チームとしては今季、バムガーナーが先発した4試合すべてで敗戦している。この記録は2011年以来初の残念なものとなった。現時点でははっきりと彼の復帰日が確定していないため、地区最下位に苦しんでいるチームにとっては先発ローテーションを変更しなければならなくなった。果たして、エースが抜けた今、この逆境をはね返すことができるのか巻き返しに注目が集まる。