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田中将大が3年ぶりの完封で今季3勝目

2017.4.28 14:09 Friday

メジャーリーグが開幕していよいよ1か月を迎えようとしているが、日程上の関係でこれまでドジャースとジャイアンツのような同地区のライバル対決の実現が4月下旬の現在になって実現している。その一方でア・リーグ東地区のライバルであるヤンキースとレッドソックスによる伝統の一戦も始まった。

雨で順延になった関係もあり、日本時間27日の試合が第2戦。この日は田中将大とクリス・セールがマウンドに立った。

田中は今季3年連続の開幕投手を任されるも7失点で敗戦スタート。しかし、直近2試合ではクオリテイスタート(6回3失点以下)を達成しており調子を取り戻しつつある。一方のセールは試合前の時点でリーグトップの42奪三振を記録するも打線の援護に恵まれず1勝1敗の成績を残していた。

田中は初回、レッドソックス打線をわずか9球で3者凡退に抑える上々な立ち上がりをみせる。次の回には4番・ハンリー・ラミレスに左安を打たれて走者を背負うも後続を断ち切った。試合が動いたのは4回のヤンキースの攻撃。この回の先頭打者の2番・アーロン・ヒックスが右安で塁に出ると進塁打とパスボールを挟んで1死三塁の好機をつくる。ここで迎えた4番・マット・ホリデーの左犠飛で1点を先制した。その後も9回にもホリデーと5番・スターリン・カストロの適時打で2点を追加して試合を決めた。

田中は2014年5月14日のメッツ戦以来となる完封で今季3勝目を挙げた。球数は97球で奪三振こそ3個と少なかったが、打たせてとる投球で相手打線を寄せ付けなかった。対するセールも8回途中10奪三振と好投するもまたしても味方の援護に恵まれなかった。

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