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ダルビッシュ有が125球の熱投で今季3勝目

2017.4.30 19:10 Sunday

開幕して3週間が経過ししたメジャーリーグでは日本人投手の調子が上向きになってきた。先日、田中将大がレッドソックス戦で自身3年ぶりとなる完封勝利を挙げた。一方で前田健太(ドジャース)はフィリーズ戦に先発すると7回2失点で今季初のクオリティスタートを達成し、本来の投球を取り戻しつつある。彼らの好投の勢いに乗って日本時間30日、エンゼルス戦マウンドに上がったのはダルビッシュ有(レンジャーズ)だ。

前回登板のロイヤルズ戦では8回5安打2失点と好投をみせて2勝目を挙げていた。エンゼルスに対しては直近3年で1勝1敗 防御率3.79の成績を残している相手であり、今季初勝利を挙げた相手でもあった。

ダルビッシュと相対するエンゼルスの先発はジェシー・チャベスでここまで2勝3敗の成績を残している投手だ。ダルビッシュの初回の立ち上がりは先頭打者の1番・ユネル・エスコバーを四球で歩かせるも後続を打ち取り、無失点に抑えた。その一方でチャベスは3番・カルロス・ゴンザレスに二塁打を打たれるもピンチを脱している。

試合が動いたのは4回。ダルビッシュは2番・コール・カルフーンに左安を打たれると3番・マイク・トラウトの二塁打で1点を先制される。続く4番・アルバード・プホルスに犠飛を打たれてもう1点を追加された。その後も安打を1本打たれるも失点はこの2点のみで抑えた。

2点を先制されたレンジャーズだったが、5回に2死二塁の場面から2番・ノマール・マザラの二塁打で1点を返し、続くマザラの三塁打で瞬く間に2対2の同点とした。この勢いに乗ったチームは4番・ルーグネット・オドーアの4号2ランで逆転に成功する。レンジャーズは7回にゴメスのバットからも4号2ランが飛び出し6対2とリードを広げた。

先発したダルビッシュは6回3安打10奪三振2失点でマウンドを降りた。その後、最終回に登板したマット・ブッシュが1点を失うもそのまま逃げ切り6対3でレンジャーズが勝利を収め、このエンゼルス3連戦の成績を1勝1敗のタイとした。

ちなみに勝利したダルビッシュはメジャー通算50勝まであと1勝となった。

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