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スタントンがドラフト有望選手に期待

2017.5.3 14:11 Wednesday

メジャーリーグも5月を迎え、オールスター投票が始まった。日米ともに成績ではなくネームバリューで選出される場合が多いというが、今年はエリック・テイムズ(ブリュワーズ)ら4月に大活躍した選手らも出場できる機会がある。それは新人選手にも同等の機会があり、オールスターまでにどれほどの活躍ができるかによって命運が分かれるだろう。

この「祭典」が行われる前にメジャーリーグでは6月にドラフト会議を控えている。毎年多くの選手が指名されるために約3日かけての長丁場となるが、将来を担う選手達の獲得はチームの戦略が関わっていくため面白い部分でもある。有望選手について紹介している「MLBPipeline」ではドラフト候補生の有望株ランキングが発表されており、その中で1位に入っている選手をジャンカルロ・スタントン(マーリンズ)が大きな期待を寄せているという。

その選手の名前はハンター・グリーン。彼は17歳の右腕投手でありながら遊撃手もできる二刀流選手だ。投手としては90マイル中盤の直球にスライダーとチェンジアップを混ぜる本格派投手であり、野手としてはパワーと強肩を各球団のスカウトから高評価されている。

ハンターが在籍する高校はスタントンの母校。スタントン自身は2007年にマーリンズからドラフト2巡指名を受けて入団した経緯がある。すでに彼らの高校ではメジャー球団からの指名実績があることからハンターの1巡目指名入りの可能性が高くなっている。会うタントンも高校を卒業した現在では母校に積極的な寄付を行っており、そこから後輩が同じ舞台に立つ機会があることに喜んでいるようだ。

果たして球界を代表するスラッガーが期待する選手がドラフト何巡目で指名されるのだろうか。6月の運命の日でその結果がわかるだろう。

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