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マット・ホリデーが通算300号本塁打

2017.5.4 13:07 Thursday

メジャーリーグが開幕して1か月が経ち、ア・リーグ東地区ではヤンキースが首位のオリオールズと同率首位と好調を維持している。田中将大が開幕戦で7失点したものの、チームは4月中に怒涛の連勝を記録するなど打線が好調でシーズン前の下馬評をひっくり返している。また、今季から入団したマット・ホリデーも数字を残しており、日本時間4日のブルージェイズ戦で通算300号本塁打を達成した。

ホリデーは37歳の外野手でこれまで主にロッキーズやカージナルスなどナ・リーグで活躍していたパワーヒッター。2009年途中にアスレチックスにも在籍していたこともあり、ア・リーグには8年ぶりの復帰となる。去る4月10日のオリオールズ戦では通算2000本安打を記録していた。

ヤンキース移籍後は主に中軸として打線をけん引し、試合前までで4本塁打を放っている。迎えたブルージェイズ戦では3番・指名打者として出場。直近7試合の成績をみても打率.370 本塁打3 打点10と数字を残しており、37歳のシーズンを迎えても自慢のパワーは衰えてはいない。

そして第1打席からいきなり見せ場が訪れる。3対0と劣勢の場面だったが、先頭打者のブレット・ガードナーが左安で出塁し、続く2番・アーロン・ヒックスの四球で無死一・二塁の好機をつくる。そして打席に入ったホリデーはブルージェイズの先発・マーカス・ストローマンが投じた5球目のツーシームをセンター方向にはじき返し、今季5号となる一発を放ち、同点に追いついた。

その後、チームは2点差をリードされるも5番・アーロン・ジャッジの13号2ランで1点差に詰め寄り、7回には7番・クリス・カーターの適時打で追いついた。そして右肩の負傷から復帰したディディ・グレゴリアスにも適時打が飛び出し勝ち越しに成功した。

ホリデーは5打数1安打3打点。本塁打1本のみだったものの、チームは8対6と逆転勝ちを収め、ア・リーグ東地区首位をキープした。

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