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ストラスバーグが自身2度目の本塁打

2017.5.6 14:12 Saturday

メジャーリーグが開幕して1か月が経過した。開幕戦を振りかえると田中将大(ヤンキース)が開幕投手を務めるも3回もたず7失点降板するという衝撃的な出来事があったが、その一方でマディソン・バムガーナー(ジャイアンツ)のように投手として2本の本塁打を放つなど活躍した事例もある。こうして投手が一発を放つことも決して珍しくはない。

日本時間6日に行われたフィリーズ対ナショナルズの試合でスティーブン・ストラスバーグが自身2度目となる本塁打を記録した。彼はナショナルズの先発右腕で昨年は開幕13連勝を記録し、チームの地区優勝に大きく貢献した。しかし、故障に悩まされたシーズンでもあり自己ベストの15勝を挙げるも不本意な年となった。今季は5試合に登板して2勝1敗 防御率3.09とまずまずの成績を残している。

この日、3勝目をかけてマウンドにあがったストラスバーグは初回、フィリーズ打線をすべてゴロアウトに打ち取り上々に立ち上がりをみせる。打線はその表の攻撃で5番・アンソニー・レンドンが1死満塁の場面から中安が飛び出して1点を先制した。

2回表のナショナルズの攻撃では1死になった後、打席に立ったのはストラスバーグ。フィリーズの先発、ニック・ピベッタが投じた6球目の直球を捉え、その打球は左中間スタンドへ。これが2012年5月21日(日本時間)のオリオールズ戦以来となる一発となった

自身を援護する貴重な本塁打を放ったストラスバーグは尻上がりに調子を上げて走者を背負うも6回途中まで投げて5奪三振無失点と先発としての役割を果たしてマウンドを降りた。打線は5回にライアン・ジマーマンとレンドンの2者連続弾が飛び出して4対0とフィリーズをリードした。

ストラスバーグが降りた後はリリーフ陣が2点を失うもそのまま逃げ切って4対2でナショナルズが勝利。これでチームは3連勝となりナ・リーグ東地区独走状態が続いている。

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