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アルバート・プホルスが通算596本塁打を記録

2017.5.10 18:00 Wednesday

 メジャーリーグに限らず、野球の魅力の1つとして本塁打が挙げられる。時には試合を決める貴重な一発になるときもあれば通算本数で大きな注目を集めることがある。それは日米だけにとどまらない。そんなアメリカで偉大な記録に迫っている選手こそアルバート・プホルス(エンゼルス)だ。

 プホルスは37歳の指名打者でイチローと同じ2001年にメジャーデビューを果たした選手。当時はカージナルスに所属し、ナ・リーグ新人王を獲得した。ちなみにア・リーグ新人王はイチローだった。プホルスはデビューから16年連続3桁安打を記録し、2012年にエンゼルスに移籍した今でも中心選手として活躍。これまで2859安打を放っている。日本時間10日の試合前までに通算600号本塁打まで残り5本と迫っていた。

 この日行われたアスレチックス戦で彼は3番・指名打者として出場。第1打席では2死走者なしの場面で打席が回ってきた。対するはジャレル・コットンで彼は今季、3勝を挙げているローテーション投手の1人だ。そしてカウント1ボール2ストライクで迎えた4球目、81マイルのチェンジアップを彼のバットは捉えその打球はレフトスタンドへ。これが通算596号本塁打となった。

 チームはこの本塁打で勢いがついたのか2回には2本の本塁打が飛び出して4点を追加すると続く4回には2点を加えて7得点を記録した。対するアスレチックスはプホルスに本塁打を打たれた後も打線が奮起して2点を返すも6回にもう1点を追加することがやっとで反撃はここまでに終わり、7対3で試合終了した。

 この試合でのプホルスはフル出場するも安打は初回の本塁打のみで4打数1安打1打点に終わった。偉大な記録まであと4本となり、ファンは通算600号にいつ到達するのか注目している。ちなみにそのXデーを「MLB.com」では日本時間6月4日のツインズ戦と予想している。

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