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クレイトン・カーショー 7回3安打無失点で今季7勝目

2017.5.18 11:05 Thursday

 ナ・リーグ西地区の看板試合として挙げられるのがジャイアンツとドジャースの一戦だ。両チームは前身球団時代も含めると1890年から2400回以上を戦っており、通算成績では日本時間5月17日時点でジャイアンツが1238勝1203敗と勝ち越している。そして今季はここまで6勝3敗とこちらもジャイアンツがリード中だ。

 地区連覇に向けて勝ち越したいドジャースは迎えた対ジャイアンツ10回戦の先発はエースのクレイトン・カーショー、一方のジャイアンツはジョニー・クエトで臨む。両者は日本時間5月2日にも対決しており、その試合ではクエトに軍配が上がっている。

 

 2人の立ちあがりは対照的なものだった。初回のドジャースの攻撃。シーガーと3番・ターナーの連続安打で1死一・三塁の好機をつくるとアウトを挟み、グランダルのライトへの二塁打が飛び出し2点を先制。クエトの出鼻をくじくことに成功した。対するカーショーは先頭打者のヌエズ、次打者のルジアーノを連続三振にきってとると続くアローヨもライトフライに打ち取り上々な立ち上がりをみせた。

 この3連戦ではジャイアンツが2連勝中、ドジャースとしては3連敗を避けたいところ。3回にはクエトのワイルドピッチの間に1点追加すると6回には2死満塁からプイグがレフトへの2点適時打で5対0とジャイアンツを突き放した。その後、7回にもベリンジャーの適時二塁打で6点目をとり試合を有利に進めた。

 クエトは6回5失点でマウンドを降りたのとは対照的にカーショーは7回までわずか3安打と相手打線に二塁すら踏ませない投球でチームをけん引した。ジャイアンツ打線は9回、ポージーの適時打で1点を返すも反撃はここまで。6対1でドジャースが勝利し、このシリーズ1勝2敗としてスイープを避けた。

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