English Español 韓国語

キューバの有望株 ルイス・ロベルトのホワイトソックス入団が決定

2017.5.28 09:50 Sunday

 メジャーリーグが開幕してもうすぐ2ヶ月が経とうとしている。この間にメジャーの複数球団関係者が大谷翔平(北海道日本ハム)を視察するなど既に来季に向けての選手獲得合戦は始まっている。スカウト達は世界中をまわり、有望選手を発掘する必要がある。そこでホワイトソックスはキューバ出身の19歳外野手であるルイス・ロベルトと正式契約を結んだと発表した。

 ロベルトは大谷に次ぐ逸材として以前から大きな注目を浴びていた選手。右投右打で本職はセンターであり、パワーと足の速さが武器だ。昨年はキューバリーグで53試合に出場し打率.401 本塁打12 打点40 盗塁11の成績を残している。過去には来日経験もあり、2015年のU-18ワールドカップでキューバ代表の一員としてプレーしていた。

 入団会見に臨んだロベルトはチーム「このチームに入団できたことを誇りに思う。気分がいいよ」と喜びを語っている。母国のキューバを離れる際、多くの障害があったというが、それらをすべて乗り越えたこともあり、入団できた喜びが倍増しているようだ。彼はまずマイナーリーグからのスタートになるが、経験を積んで夢のメジャーの舞台を目指す。

 チームには同じキューバ出身のホセ・アブレイユとヨアン・モンカダがいることもあり、彼らは心強い存在になる。ちなみにロベルトの背番号は「1」に決まった。近い将来、3人でホワイトソックスのクリーンナップを担う可能性もあるかもしれない。ここから19歳の有望株・ロベルトの新たな野球人生をスタートするのだ。

spotvnow