第2回中間発表 ジャッジが全体トップに
2017.6.7 10:20 Wednesday
日本時間6月7日、第88回オールスター・ゲームのファン投票第2回中間発表(ア・リーグ)が行われ、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)が故障離脱中のマイク・トラウト(エンゼルス)を抜いて全体トップに浮上した。
ジャッジは外野手部門1位の125万1543票を獲得し、外野手部門2位のトラウト(115万5356票)を上回った。なお、現時点で100万票を超えたのはこの2人のみとなっている。外野手部門以外にトップが入れ替わったのは二塁手部門と三塁手部門。二塁手部門ではホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)が99万8107票を集め、前回トップのスターリン・カストロ(ヤンキース)を抜いてトップに浮上。また、三塁手部門では今季なかなか調子が上がらないマニー・マチャド(オリオールズ)が3位に後退し、前回2位のミゲル・サノー(ツインズ)と前回3位のホゼ・ラミレス(インディアンス)がそれぞれ1つずつ順位を上げた。
捕手部門はサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)、一塁手部門はミゲル・カブレラ(タイガース)、遊撃手部門はフランシスコ・リンドーア(インディアンス)、指名打者部門はネルソン・クルーズ(マリナーズ)がトップの座をキープ。外野手部門では前回4位のマイケル・ブラントリー(インディアンス)が前回3位のムーキー・ベッツ(レッドソックス)を抜いてファン投票選出圏内に名を連ねている。
一塁手部門はトップのカブレラですら47万5826票にとどまっており、2位のヨンダー・アロンゾ(アスレチックス)とは4万票ほどしか離れていない。圧倒的な実績を誇るカブレラだが、今季はここまで打率.274、5本塁打、OPS.811と冴えない数字が並んでおり、他の選手の活躍次第では今後順位が大きく入れ替わる可能性もありそうだ。
投票締め切りは日本時間6月30日(金)午後12時59分。どの選手が夢の球宴への切符を手にするのか、今後の順位変動に注目だ。