マリナーズがジーン・セグーラと契約延長へ
2017.6.7 18:34 Wednesday
マリナーズが5年総額7000万ドルでジーン・セグーラとの契約延長に向けて動いている。
ダイヤモンドバックスに加入した昨季大ブレイクを果たし、リーグ最多の203安打を記録して打率.319、20本塁打、33盗塁の好成績をマークしたセグーラ。昨季は二塁手としての出場が大半だったが、タイワン・ウォーカー、ケテル・マーテイとのトレードでミッチ・ハニガー、ザック・カーティスとともにマリナーズに加入した今季は本来のポジションである遊撃に復帰。昨季に続いて安定した打棒を発揮し、打率.341はリーグトップとなっている。
今季のセグーラは開幕直後に右ハムストリングの張りで故障者リスト入りし、6月2日に右足首痛で再び故障者リスト入り。当初は復帰まで数週間を要すると見られていたものの、スコット・サービス監督によると戦列復帰に近付いているようだ。
2015年オフに初めて年俸調停権を得たセグーラの年俸は2016年が260万ドル、今年が620万ドル。報道通りに5年契約が締結されれば、調停3年目とFA権取得後の4年間をカバーすることになり、2023年まで契約が残っているロビンソン・カノーと少なくとも2022年まで二遊間コンビを組むことになる。
他にもネルソン・クルーズは2018年、フェリックス・ヘルナンデスは2019年、カイル・シーガーは2021年まで契約が残っており、マリナーズの「勝負モード」はあと数年続くことになりそうだ。