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第10週のMVPはジャッジとジェネット

2017.6.13 11:10 Tuesday

 第10週(6月5日~6月11日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、ナ・リーグはスクーター・ジェネット(レッズ)が選出された。

 ジャッジは打率.500、3本塁打、6打点、出塁率.600、長打率1.000の大活躍で週間MVPを初受賞。打率、出塁率、長打率、10得点、24塁打はリーグトップの数字だった。6月10日のオリオールズ戦では今季19号本塁打を含む3安打3打点、翌日の同カードでは今季20号&21号本塁打を含む4安打3打点の活躍を見せ、第10週が終了した時点でア・リーグの「三冠王」。オールスター投票の第2回中間発表でリーグ最多の票を得た若きスラッガーは、名実ともにリーグを代表するスター選手となりつつある。ア・リーグ東部地区の首位を走るヤンキースを牽引するジャッジ。その勢いがどこまで続くか、今後の活躍にも注目だ。

 ジェネットは打率.500、4本塁打、13打点、出塁率.500、長打率1.200をマークし、こちらも週間MVP初受賞となった。なんといっても印象的だったのが6月6日のカージナルス戦で見せた4本塁打10打点の大暴れ。1試合4本塁打は球団史上初、メジャーでも史上17人目となる快挙だった。この試合での大活躍もあり、ジェネットは打点、長打率、24塁打でリーグトップ、打率と本塁打でリーグトップタイの数字をマーク。また、レッズの選手による週間MVP受賞は2015年5月にトッド・フレイジャー(現ホワイトソックス)が受賞して以来2年ぶりとなった。その後、本塁打は出ていないジェネットだが、5試合連続安打中と好調をキープ。シーズン打率も.305まで上昇している。

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