English Español 韓国語

ダルビッシュが6勝目 田中は勝敗付かず

2017.6.13 16:30 Tuesday

 日本時間6月13日、レンジャーズのダルビッシュ有は敵地ヒューストンでのアストロズ戦に先発。一方、登板日を1日遅らせてオリオールズ戦を回避したヤンキースの田中将大は敵地アナハイムでのエンゼルス戦に先発した。

 いつものような奪三振ショーは見られなかったものの、今日のダルビッシュは丁寧に低めを突き、内野ゴロを量産。5回裏に四球で出した走者を内野ゴロで進められ、8番アレックス・ブレグマンにタイムリーを浴びて1点こそ失ったものの、打たれたヒットはこの1本だけだった。7回103球を投げて1安打4奪三振3四球1失点。「彼のような素晴らしい投手と対戦し、しかも全ての球種が上手く機能しているとき、攻略するのはとても困難なんだよ。カッターも、ツーシームも、フォーシームも、スライダーも、カーブも、全部良かった。彼は素晴らしい仕事をしたと思うよ」とアストロズの主軸打者カルロス・コレアはダルビッシュの今日のピッチングを絶賛した。ダルビッシュはこれで今季6勝目(4敗)。防御率は3.03まで改善されている。

 一方の田中は、初回いきなり2番コール・カルフーンに10号ソロを浴び、続く3番アルバート・プーホルスを四球で歩かせるなどやや不安な立ち上がりとなった。しかし、その後は立ち直り、2回から6回までの5イニングを無失点で切り抜ける。7回裏、一死から三塁チェイス・ヘッドリーのエラーで俊足の7番エリック・ヤングJr.に出塁を許すと、盗塁を決められ、9番ダニー・エスピノーザにタイムリーを打たれたところで降板。代わったタイラー・クリッパードが1番キャメロン・メイビンにタイムリーツーベースを浴び、田中には失点3(自責点1)が記録された。最終的には6.2回89球を投げて4安打8奪三振3失点(自責点1)。クリッパードが同点に追い付かれてしまったため、勝利投手にはなれなかったものの、過去5先発の大不振からはひとまず脱却できたようだ。

 なお、ダルビッシュと対戦したアストロズの青木宣親は「9番・レフト」で先発出場したものの、二塁ゴロ、投手ゴロ、死球で2打数ノーヒットに終わっている(3打席目はジェレミー・ジェフレスとの対戦)。

spotvnow