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【戦評】ブレーブス打線がロアークを攻略し大勝

2017.6.15 11:22 Thursday

 上位打線が機能したブレーブスがナショナルズの先発タナー・ロアークを攻略し、ナショナルズ投手陣に16安打を浴びせて快勝。2番ブランドン・フィリップスが4安打3打点の大活躍で、ブレーブス打線を牽引した。

 「序盤にリードをもらえるのは良いことだね。先発投手にとっては大きなことだよ」とブレーブスの先発フリオ・テーランが振り返ったように、ブレーブス打線は序盤から猛攻を見せた。1回表、いきなり3連打で2点を先制したブレーブスは、一死後に5番マット・アダムスがタイムリーを放って3点目。不調に苦しむテーランに3点の援護をプレゼントする。7番ブライアン・グッドウィンに4号ツーランを浴びて1点差に迫られた直後の3回表には、相手のエラーと6番カート・スズキの4号ツーランで再び3得点。6-2とリードを広げ、テーランを援護した。

 「点を取り続けたいんだよ。何点取っても安全なんてことはないんだから」とブライアン・スニッカー監督。その言葉の通り、ブレーブス打線はその後も攻撃の手を緩めなかった。5回裏に5番アダムスの犠牲フライでリードを5点に広げると、ロアークは5回7失点でノックアウト。7回裏にはナショナルズのリリーフ陣に猛攻を浴びせ、1番エンダー・インシアーテ、2番フィリップスの連続タイムリーなどで大量6点を追加した。

 スニッカー監督は「ロアークはいつも我々にとってタフな投手だよ。今日は初回に3点を取ったけど、彼から3点取った試合なんて覚えてないな。彼からこんなに点を取れたのは、たぶん初めてじゃないかな」とロアーク攻略に満足げ。1番インシアーテが3安打2打点、2番フィリップスが4安打3打点、3番ニック・マーケイキスが3安打1打点と、上位打線が見事に機能したブレーブスが首位ナショナルズとの3連戦に勝ち越した。


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