ベリンジャー ホームラン競争参戦に前向き
2017.6.16 10:34 Friday
ドジャースの新鋭コディ・ベリンジャー。4月25日にメジャー初昇格を果たしたが、それ以降、ベリンジャー(18本塁打)以上の本塁打を放っている選手は1人もいない。
そして、ベリンジャーはオールスター・ゲームの前日に開催されるホームラン・ダービーへの参戦について前向きな姿勢を見せている。ドジャースはオールスター・ブレイク直後に敵地マイアミでのマーリンズ戦を控えているため、イベント当日に今年のオールスター開催地であるマイアミに滞在している可能性が高いというのだ。
「ホームラン・ダービーに参加できれば素晴らしいよね」とベリンジャーは語る。「(もし参加するなら)父が投手を務めることになるだろう。オフの間はいつも父が投げてくれているからね。彼は優秀な打撃投手だよ」
ベリンジャーの父クレイはヤンキースとエンゼルスで計4シーズン、プレイした元メジャーリーガーである。もし、親子でのホームラン・ダービー参戦が実現すれば、2011年のホームラン・ダービーでロビンソン・カノー(当時ヤンキース)が父ホゼとともに参戦し、優勝したことを多くの人に連想させることになるだろう。
「そうなれば良いな。父にとっては再びメジャーの舞台に立てることになるし、きっと素晴らしい経験になるだろうからね」とベリンジャーは親子で立つ夢の舞台を待ちきれない様子。ベリンジャー親子のホームラン・ダービー参戦が実現すれば、今年のホームラン・ダービーの目玉の一つになりそうだ。
◆その他のドジャース情報
前田健太が日本時間6月19日のレッズ戦で先発予定
チームが20連戦中ということもあって、5人の先発ローテーション投手に1日ずつ休養を与えるため、前田がスポット・スターターとして先発の機会を与えられることに。日本時間6月10日の前回登板では4イニングを1失点に抑えてメジャー初セーブを記録。先発ローテーション復帰に向けて自身の価値をアピールする大きなチャンスとなりそうだ。
ジェアー・ジャージェンスが80試合出場停止
オランダ代表の一員として今春のWBCに出場したジャージェンス。今季はドジャース傘下AAA級でプレイし、11試合に登板して4勝3敗、防御率4.64を記録していた。マイナーリーグの薬物規定に違反したとして、MLB機構から80試合の出場停止処分を受けたことが発表されている。