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【戦評】オリオールズ打線爆発!相手右腕を最短KO

2017.6.18 12:15 Sunday

 前日の試合でカージナルス打線の猛攻を浴びたオリオールズが、5本塁打を含む15安打15得点の猛攻でカージナルスに仕返し。通算141勝の実績を誇るベテラン右腕に自己最短ノックアウトの屈辱を味わわせた。

 1回裏に3番アダム・ジョーンズの12号ソロ、4番マーク・トランボの9号ソロと2者連続弾で逆転に成功したオリオールズは、2回裏に打線が爆発。一死一、三塁のチャンスで9番J.J.ハーディが2点タイムリーツーベースを放ってリードを3点に広げると、二死後に2番マニー・マチャドが13号ツーランを放って6-1。さらに、死球とヒットで二死一、二塁のチャンスを作ると、ここで5番トレイ・マンシーニに2点タイムリーツーベースが飛び出した。

 カージナルスの先発アダム・ウェインライトはマンシーニにタイムリーを浴び、リードを7点に広げられたところで降板。この日は1.2イニングしか投げられず、2イニング持たなかったのは通算268度目の先発にして初の屈辱となった。なお、2番手タイラー・ライオンズが6番ジョナサン・スコープにタイムリーを浴び、カージナルスはこの回大量7失点。ウェインライトにはこの試合9失点が記録され、3被本塁打とともに自己ワーストタイ記録となってしまった。

 カージナルス打線も9番ポール・デヨングに3号ツーラン、5番ヤディアー・モリーナに7号ソロ、2番デクスター・ファウラーに12号スリーランが飛び出すなど本塁打攻勢で応戦したものの、2回裏の7失点をカバーするには至らず。オリオールズ打線はその後も6番スコープに2本塁打が飛び出すなど攻撃の手を緩めることなく、15安打15得点の猛攻でカージナルスを圧倒した。

 オリオールズのバック・ショウォルター監督は「ウェインライトは良い投手だし、カージナルスには良い投手が揃っている。打線が協力し合って良い攻撃をしてくれたね」と猛打を見せた自軍の打線を称賛。1.2回9失点でノックアウトされたウェインライトは「良い打線と対戦する時、特に打者有利の球場で対戦する時、ボールを真ん中に投げてしまったら打たれるのは当然さ。それが今日起きてしまった」と自己最悪とも言える投球を振り返っていた。

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