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第13週のMVPはベッツとボットー

2017.7.4 11:48 Tuesday

 第13週(6月26日~7月2日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはムーキー・ベッツ(レッドソックス)、ナ・リーグはジョーイ・ボットー(レッズ)が選出された。

 ベッツは打率.483、3本塁打、11打点、3盗塁の好成績をマークし、自身3度目となる週間MVPに輝いた。第6週(5月8日~5月14日)にも週間MVPに選出されており、今季2度目の受賞。14安打と11打点はリーグ1位、25塁打は同1位タイ、打率.483と10得点は同2位、出塁率.556は同2位タイ、5長打と3盗塁は同3位タイ、3本塁打は同4位タイ、長打率.862は同5位と各部門で上位に名を連ね、文句なしの受賞となった。なお、今季2度受賞したのはア・リーグではベッツが初めてである(ナ・リーグではドジャースのコディ・ベリンジャーがすでに2度受賞している)。なかでも印象的だったのが日本時間7月3日のブルージェイズ戦で見せた2本塁打を含む4安打8打点の大活躍。1番打者による1試合8打点は14年ぶり史上5度目という歴史的な快挙だった。

 ボットーは打率.524、3本塁打、6打点、出塁率.630、長打率1.095という猛打を見せ、4年ぶり自身4度目となる週間MVPに輝いた。長打率1.095はもちろんリーグ1位、11安打、3本塁打、23塁打、6四球は同1位タイ、出塁率.630は同2位、打率.524は同2位タイとハイレベルな打撃成績が評価された格好だ。日本時間6月29日のブリュワーズ戦では3四球を選び、通算916四球としてラリー・ウォーカー(通算913四球)によるカナダ出身選手の通算四球記録を更新。また、前半戦での23本塁打はすでに自己記録を更新している(過去最多はMVPを受賞した2010年の22本塁打)。昨季は後半戦に打率.408という驚異的な打棒を見せたが、今季も後半戦に爆発するようなら歴史的なシーズンとなりそうだ。


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