イチロー 外国出身選手による通算最多安打記録樹立
2017.7.7 10:54 Friday
イチロー(マーリンズ)が新たな金字塔を打ち立てた。日本時間7月7日のカージナルス戦で2安打を放ち、通算3054安打で首位打者7度を誇るロッド・カルー(通算3053安打)を抜いて歴代23位に浮上。パナマ出身のカルーを上回り、外国出身選手による通算最多安打記録を樹立した。
「7番・ライト」で先発出場したイチローは、2回表の第1打席でカージナルス先発のマイケル・ワカからレフトへのヒットを放ち、通算3053安打でカルーと並ぶ歴代23位タイに浮上。第2打席は二塁ゴロ、第3打席は四球となり、8回表の先頭打者として迎えた第4打席。左腕ブレット・シーセルがカウント0-1から投じた真ん中低めへのナックルカーブを捉え、センターへ弾き返した。
「ロッド・カルーの全盛期を見たことはないが、多くの人々が僕との共通点を話してくれた。彼はイチローのようにヒットを打っていた、と。その共通点がこの記録を特別なものにしてくれる。彼は僕と同じような選手だったと聞いていたから」とイチローは通訳のアレン・ターナーを介して語った。
イチローの次なるターゲットは通算3055安打のリッキー・ヘンダーソンとなる。ヘンダーソンとイチローはともに、彼らの世代において最高級のリードオフマンと称された選手だ。ただし、イチローは自身とヘンダーソンの違いをよく理解している。「僕はリッキーのようにベースを持ち上げることはできないよ」と冗談っぽく語った。
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