レッズがドラフト1巡目指名のグリーンと契約
2017.7.8 10:20 Saturday
6月に行われたメジャーリーグのドラフト会議では3日間に渡って将来の球界を背負って立つ選手が数多く指名された。1200人以上を超える選手の中で特に注目度が高かったのはレッズから1巡目指名(全体2番目)を受けたハンター・グリーン。彼は日本時間7月8日、正式に球団と契約を結んだ。
グリーンは17歳の投手兼内野手で投げれば最速164キロの直球、バットを持てば140m近い飛距離の本塁打を記録する二刀流選手だ。野手としても主に遊撃手として肩の強さと守備範囲の広さを武器とする選手といえるだろう。有望選手を紹介している「MLBPipeline」では「ドラフト有望選手100」の中で1位に入っていたほどの逸材。今年のドラフトでトップ10に選ばれた選手で唯一、未契約のままだった。
今回の契約では723万ドルのボーナスが付くという。この金額は高校生投手に対しての史上最高額だ。レッズのディック・ウィリアムズGMは「契約が決まるまでハラハラしたよ。契約期限 (現地時間17時)までわずかだったから」と安堵の表情を浮かべている。
既にグリーンはメディカルチェックを通過していることから今後はチームへの合流を待つことになる。最初はルーキーリーグのビリング・ムスタングス、もしくはアリゾナリーグ・レッズに所属する可能性が高い。彼はメジャーリーグが人材育成を目的として運営している「アーバン・ユースアカデミー」でプレー経験を積み、二刀流選手として多くの経験と実績を引っ提げてメジャーへの第一歩を踏み出す。
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