第15週のMVPはマルティネスとレンドン
2017.7.18 10:52 Tuesday
第15週(7月10日~7月16日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはJ.D.マルティネス(タイガース)、ナ・リーグはアンソニー・レンドン(ナショナルズ)が選出された。
オールスター・ウィークとなり試合数が少なかった第15週。マルティネスは打率.455(11打数5安打)、2本塁打、7打点、OPS1.591の好成績を残し、第7週に続いて今季2度目、キャリア4度目の受賞となった。ア・リーグで今季複数回の受賞はムーキー・ベッツ(レッドソックス)に次いで2人目。7打点はリーグ最多、2本塁打は同最多タイ、長打率1.091は同2位、打率.455は同3位、出塁率.500は同3位タイの数字だった。なかでも、日本時間7月16日のブルージェイズ戦では15号本塁打を含む3安打5打点の大活躍。今季は足の故障で約1ヶ月出遅れたものの、ここまで56試合に出場して打率.308、16本塁打、OPS1.025の好成績をマークしており、トレード市場の注目株となっている。
レンドンは打率.636(11打数7安打)、3本塁打、9打点、OPS2.260という驚異的な成績を残し、自身初の週間MVP受賞となった。打率.636、出塁率.714、3本塁打、9打点はいずれもメジャートップ、長打率1.545はリーグトップの数字。ナショナルズからはブライス・ハーパー、ライアン・ジマーマンに次いで今季3人目の受賞となり、3人が受賞したのはメジャー全体でドジャースに次いで2チーム目となった。レンドンは期間中の3試合すべてでマルチヒットを記録(2安打、3安打、2安打)。日本時間7月16日のレッズ戦では2本塁打を含む3安打6打点の大爆発を見せた。今季は日本時間5月1日の3本塁打10打点の大活躍をきっかけに復調し、この試合以降は62試合で打率.352、19本塁打、OPS1.180と大活躍。自己最高ペースの成績を残し、強力ナショナルズ打線の6番打者として存在感を発揮している。
なお、第14週(7月3日~7月9日)の週間最優秀選手は現時点では発表されていない。
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