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アストロズに痛手 コレアが6~8週間の戦線離脱

2017.7.19 11:10 Wednesday

 ア・リーグ最高勝率を誇り、西部地区の首位を独走するアストロズが6~8週間にわたって正遊撃手カルロス・コレアを欠いた戦いを強いられることになった。コレアは左手親指の靱帯を断裂し、故障者リスト入り。手術を受けることが決定した。

 コレアは日本時間7月18日のマリナーズ戦、4回裏の打席でスイングした際に左手親指を痛めて負傷退場。日本時間7月5日のブレーブス戦で本塁へヘッドスライディングした際に痛めたのと同じ箇所であり、コレアによるとこのブレーブス戦以降、オールスター・ゲームも含めて左手親指の痛みに悩まされていたようだ。「スイングした際に指を通して大きな衝撃を受けた」とコレアは語った。「とても痛かった。そしてMRI検査を受けた結果、靱帯が断裂していることがわかったんだ」

 22歳のコレアは今季84試合に出場して打率.320、20本塁打、OPS.966の好成績をマークし、メジャー3年目にして自己最高のシーズンを送っていた。67打点はリーグ2位、打率.320とOPS.966はリーグ5位の数字。遊撃を守りながら4番打者として強打のアストロズ打線を牽引していただけに、長期離脱のダメージは計り知れない。

 日本時間7月19日のマリナーズ戦ではユーティリティ・プレイヤーのマーウィン・ゴンザレスが「6番・遊撃」で先発出場。今後はゴンザレスと本来遊撃手である正三塁手のアレックス・ブレグマンがコレア不在の穴をカバーし、コレアの故障者リスト入りに伴ってメジャー昇格を果たしたコリン・モランも三塁手として出場機会を得ることになりそうだ。

 「とても痛いよ。コレアはチームにとっても、打線にとっても大きな存在だったからね」とA.J.ヒンチ監督。コレアの復帰は早くても9月に入ってからになる見込みだが、幸いにもチームは2位マリナーズに15.5ゲーム差をつけており、コレア離脱がポストシーズン逸に繋がる可能性は限りなく低い。復帰したコレアがポストシーズンで躍動する姿を楽しみに待とう。


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