ロッキーズがジョナサン・ルクロイ獲得に興味?
2017.7.26 12:04 Wednesday
ナ・リーグ4位の勝率をマークし、ワイルドカードでのポストシーズン進出が有力視されているロッキーズがジョナサン・ルクロイ(レンジャーズ)の獲得に興味を示しているようだ。本格的なトレード交渉が始まっている様子はないものの、先発ローテーションに経験の少ない若手投手を多く抱えるロッキーズが経験豊富な捕手であるルクロイの獲得に動くのは決して不思議なことではない。
ルクロイはブリュワーズ時代に結んだ6年契約の契約最終年に突入しており、今季終了後にフリーエージェントとなる。ミゲル・モンテロを放出したカブスがルクロイ獲得に興味を示していると伝えられているが、ルクロイの実力と経験はポストシーズン進出やワールドシリーズ制覇を目指す多くのチームにとって大きな手助けとなるだろう。
今季のロッキーズは正捕手を固定せず、トニー・ウォルターズとトム・マーフィーのプラトーンで戦う構想だったが、マーフィーが右前腕の骨折により開幕から長期離脱。6月中旬に戦列復帰を果たしたものの、20打数1安打の大不振でAAA級降格となってしまった。そのため、メジャー2年目のウォルターズが大半の試合でマスクを被ることになり、新人投手4人が名を連ねる先発ローテーションを懸命にリードしている状況。メジャー3年目のダスティン・ガーノウや36歳のライアン・ハニガンも控えてはいるものの、いずれにしてもポストシーズンを戦うチームの扇の要としては物足りなさは否めない。今季は攻守に不振とはいえ、実力・経験とも申し分のないルクロイはロッキーズにとってうってつけの存在と言えるだろう。
ルクロイのほかにもカート・スズキ(ブレーブス)、アレックス・アビラ(タイガース)らの名前が獲得候補として挙がっており、捕手以外にブルペンの補強にも動いていると報じられている。ポストシーズンに向けてのロッキーズの動きに注目したい。
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