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ストラスバーグ故障者リスト入り フェッディ昇格へ

2017.7.27 16:39 Thursday

 ナショナルズは当初、スティーブン・ストラスバーグが故障者リスト入りを回避できるであろうことを示唆していたが、ダスティ・ベイカー監督は日本時間7月27日のブリュワーズ戦の試合後、ストラスバーグが故障者リスト入りする予定であると語った。

 ストラスバーグの故障者リスト入りは前回登板の翌日に遡って適用されると見られており、ストラスバーグが最短の日数で復帰できるのであれば、先発登板を1度回避するだけになる。ストラスバーグは日本時間7月26日に平坦なグラウンドでボールを投げており、右前腕の状態はそれほど深刻ではない。ナ・リーグ東部地区において2位ブレーブスに12.5ゲーム差をつけ、地区優勝がほぼ確実という状況になっているため、ポストシーズンの戦いを見据えてストラスバーグに無理をさせない判断をしたということだろう。「9月にストラスバーグがいないという状況は望ましくない。彼は過去のケガのことを意識しているし、とても気にしているんだ」と試合前にベイカー監督は話していた。

 ストラスバーグの故障者リスト入りに伴い、ナショナルズはMLB公式サイトのプロスペクト・ランキングで球団3位にランクインしているエリック・フェッディを日本時間7月30日のロッキーズ戦で先発させる方針だ。2014年のドラフトでナショナルズから全体18位指名を受けてプロ入りしたフェッディは24歳の右腕。今季はAA級で開幕を迎え、7先発を含む17試合に登板して3勝3敗、防御率3.04を記録。6月中旬にはAAA級へ昇格し、ここでは4先発を含む10試合に登板して1勝1敗、防御率5.57。2階級合計で27試合(うち11先発)に登板して4勝4敗、防御率3.72、奪三振率8.03、与四球率2.44という成績を残している。

 ブルペンが崩壊していたというチーム事情もあって、フェッディは一時リリーバーとしての調整を進めていたが、7月に入って先発へ復帰。AAA級での初先発では一死も取れず6失点でノックアウトされてしまったが、続く3先発では計11.2イニングを投げて3失点(防御率2.31)。日本時間7月20日の登板ではAAA級昇格後最長の5イニングを投げて2失点に抑えている。ストラスバーグの穴を埋めるのは容易なことではないが、スプリング・トレーニング時にベイカー監督はフェッディの能力を高く評価しており、期待は大きい。

 チャーリー・ブラックモン、ノーラン・アレナードといった強打者を揃えるロッキーズ打線を相手に、フェッディがどのようなピッチングを見せてくれるのか。有望株のメジャーデビュー戦に注目が集まっている。


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