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インディアンスの強力ブルペンにサイド右腕・スミスが加入

2017.8.1 14:40 Tuesday

 両リーグトップの救援防御率2.77を誇るインディアンスの強力ブルペンに実績豊富なサイドハンド右腕が加わった。インディアンスは若手2選手とのトレードでブルージェイズからジョー・スミスを獲得。スミスは2009年から5シーズンにわたってインディアンスでプレイしており、4年ぶりの古巣復帰となった。

 「彼の復帰を楽しみにしているよ」とスミスの復帰を歓迎するのはジョシュ・トムリンだ。「彼がこのチームを去ってから、彼は僕に『隣の芝のほうが青いとは限らないぞ』と教えてくれたんだ。他のチームを悪く言うようなことはなかったけど、インディアンスのことをとても気に入っていた。彼はここに戻ってくることを、それも優勝争いをしているチームに戻ってくることをとても楽しみにしているんじゃないかな」

 ブルペン陣は好成績を残しているが、ブーン・ローガンが離脱していることもあり、インディアンスのトレード市場における最優先課題はリリーバーの補強だった。ザック・ブリットン(オリオールズ)やブラッド・ハンド(パドレス)に関心を示しているという報道もあったが、最終的にはより現実的な選択肢であるスミスを獲得することで課題を解決した。

 スミスは今季ブルージェイズで38試合に登板して3勝0敗、防御率3.28を記録。今季は奪三振率が急上昇し、キャリア平均の7.82を大幅に上回る12.87を記録している。ストライク率が70%を超える一方で、被本塁打率は昨季から半減しており、数字からも頼れる戦力であることが読み取れる。右のサイドハンドということもあって右打者に強く、試合中盤以降、右の強打者が続く場面で重宝されることになりそうだ。

 インディアンスがブルージェイズへ放出したのはトーマス・パノーンとサマッド・テイラーの2選手。2013年のドラフト9巡目指名で入団したパノーンは23歳の左腕。今季はAアドバンス級とAA級で計19試合に先発し、8勝1敗、防御率1.96という素晴らしい成績をマークしている。昨年のドラフト10巡目指名で入団したテイラーは19歳の二塁手。今季はショートシーズンA級で28試合に出場し、打率.300、4本塁打、OPS.795をマークしている。


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