7月の月間最優秀選手はアルトゥーベとアレナード
2017.8.3 10:30 Thursday
日本時間8月3日、7月の月間最優秀選手が発表され、ア・リーグはホゼ・アルトゥーベ(アストロズ)、ナ・リーグはノーラン・アレナード(ロッキーズ)が選出された。
アルトゥーベはまさに歴史的な1ヶ月を過ごし、打率.485(99打数48安打)、10二塁打、4本塁打、21打点、OPS1.251という驚異的な成績をマークした。打率.485、48安打、出塁率.523、OPS1.251はいずれも両リーグトップ、長打率.727はリーグトップの数字。月間打率.485はリチャード・ヒダルゴが2000年9月に記録した.476を上回る球団新記録であり、2000年5月のトッド・ヘルトン(.512)、2004年6月のイバン・ロドリゲス(.500)、1980年7月のジョージ・ブレット(.494)、1987年6月のウェイド・ボッグス(.485)に次いで1961年以降では5番目の高打率だった。また、7月の月間打率としてはア・リーグ史上5番目の数字となっている。7月2日から28日にかけて19試合連続安打を記録し、その間の打率は.524(84打数44安打)。また、7月3日から9日にかけて5試合連続3安打という固め打ちを見せ、2016年6月以来自身2度目の月間MVP受賞となった。
アレナードは打率.389(90打数35安打)、6二塁打、8本塁打、30打点、OPS1.167という好成績を残し、2015年9月以来自身2度目の月間MVPに選出された。ロッキーズの選手では5月に受賞したチャーリー・ブラックモンに続き、今季2人目の受賞。30打点は両リーグトップの数字であり、今季通算の95打点も両リーグトップ。3年連続打点王に向けて視界は良好だ。7月19日のパドレス戦では3イニング連続本塁打を含む5安打7打点の大暴れ。その日からの4試合で大量13打点を荒稼ぎした。今季の得点圏打率は.452と驚異的な数字になっており、本拠地クアーズ・フィールドでは直近20試合でなんと41打点。これは連続したホーム20試合でのナ・リーグ最多記録となっている。2年連続で130打点以上を叩き出しているアレナードだが、今季は140打点以上のペースで打点をマークしており、チームのポストシーズン進出に向けてやはりこの男の打棒は欠かせない。
関連ニュース
7月31日 第17週の最優秀ブルペンはカブス
7月25日 第16週のMVPはスコープとアレナード
7月24日 第16週の最優秀ブルペンはヤンキース
7月18日 第15週のMVPはマルティネスとレンドン
7月10日 第14週の最優秀ブルペンはブリュワーズ
7月4日 第13週のMVPはベッツとボットー
7月3日 第13週の最優秀ブルペンはジャイアンツ