第18週の最優秀ブルペンはヤンキース
2017.8.7 16:52 Monday
MLB公式サイトでは今季から週ごとに独自の計算方法で「週間最優秀ブルペン」を選出している。第18週の最優秀ブルペンにはヤンキースが選出された。
計算方法は至ってシンプル。以下のルールに従ってポイントを加減していくだけである(合計100ポイントで優秀だと考えられている)。
・1アウト=+1.5ポイント
・1奪三振=+1.5ポイント
・1セーブ=+5ポイント
・1被安打=-2ポイント
・1自責点=-4ポイント
・1非自責点=-2ポイント
・1与四球=-1ポイント
・1セーブ失敗=-5ポイント
第18週のヤンキースは21.2回(=65アウト)で27奪三振、2セーブを記録し、被安打15、自責点4、与四球3で合計99ポイントを獲得。第16週以来2週間ぶり、今季2度目の「週間最優秀ブルペン」受賞となった。登板した8人のリリーバーのうち、デリン・ベタンセス、アロルディス・チャップマン、チャド・グリーン、デービッド・ロバートソン、アダム・ウォーレンと5人が無失点。ベタンセスは3試合で4イニングを投げ、被安打0、奪三振7の好投。チャップマンは2度のセーブ機会をいずれも成功させた。チーム最多の4試合に登板したトミー・ケインリーは防御率5.40に終わったが、与四球0は評価できる。ソニー・グレイとハイメ・ガルシアの加入により先発ローテーションの5人が固定され、今後はブルペンへの依存度が低下することが予想されるため、負担軽減によりブルペン陣にはさらなる高パフォーマンスも期待できそうだ。なお、獲得ポイント数の2位はカージナルス(91.5ポイント)、3位はブリュワーズ(87.5ポイント)だった。
各週の最優秀ブルペン
第1週 ロッキーズ(98ポイント)
第2週 レッズ(119.5ポイント)
第3週 アストロズ(132.5ポイント)
第4週 エンゼルス(100.5ポイント)
第5週 インディアンス(125ポイント)
第6週 エンゼルス②(80.5ポイント)
第7週 アストロズ②(106ポイント)
第8週 ドジャース①(126ポイント)
第9週 マーリンズ(124.5ポイント)
第10週 マリナーズ(87ポイント)
第11週 レッドソックス(106.5ポイント)
第12週 ドジャース②(120.5ポイント)
第13週 ジャイアンツ(116ポイント)
第14週 ブリュワーズ(101.5ポイント)
第15週 オールスター週のため発表なし
第16週 ヤンキース(112ポイント)
第17週 カブス(118.5ポイント)
第18週 ヤンキース②(99ポイント)
(丸印は受賞回数)
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