「二刀流」グリーンがプロデビューへ
2017.8.8 12:11 Tuesday
2017年ドラフトにおいて最高級の素材として注目を浴び、レッズから全体2位指名を受けたハンター・グリーンのプロデビューが近付いている。「二刀流」選手として期待されるグリーンはまず指名打者として、日本時間8月9日のルーキー級の試合でプロデビューを果たす予定となっている。
ノートルダム高校出身のグリーンはレッズから投手として指名を受け、日本時間7月8日に契約金723万ドルで契約合意。MLB公式サイトのプロスペクト・ランキングでは全体21位にランクインしている。長期的には投手として育成される見込みだが、投手としてのプロデビューが予定されている日本時間8月28日までの間は指名打者ないし遊撃手として試合に出場する予定だ。
日本時間8月7日に18歳になったばかりのグリーンは投手としても野手としても非凡な才能を持ち、近年における最も魅力的なプロスペクトの一人である。投手としては時速100マイル(約161km/h)の速球を投げ込むことができ、野手としては高校での4シーズンで打率.337をマークしているのだ。193cm、95kgという立派な体格を持つグリーンは打撃練習を行うとともに、ブルペンでの投球練習でも強度を上げており、プロデビューに向けての準備は着々と整っている。
野手としては日本時間8月9日、投手としては日本時間8月28日にプロデビューを果たす予定のグリーン。本人は「投手のみに限定されるのではなく、打者としてもチームに貢献できるのはとても素晴らしいことだね」と語り、プロでも「二刀流」を続行することに意欲を示している。2017年ドラフト最高級の素材がどのようなプロデビューを果たすのか。まずは日本時間8月9日の野手デビュー戦に注目だ。
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