第18週のMVPはベッカムとコントレラス
2017.8.8 12:41 Tuesday
第18週(7月31日~8月6日)の週間最優秀選手が発表され、ア・リーグはティム・ベッカム(オリオールズ)、ナ・リーグはウィルソン・コントレラス(カブス)が選出された。
7月末にレイズからオリオールズへ移籍したベッカムは打率.583(24打数14安打)、3本塁打、6打点、OPS1.767の好成績を残し、自身初の週間MVP受賞となった。打率.583、出塁率.600、長打率1.167はいずれもリーグトップ、14安打は同トップタイ、3本塁打は同3位タイの数字。オリオールズの選手による週間MVP受賞は第16週のジョナサン・スコープに続いて今季2度目である。日本時間8月4日から3試合連続本塁打を放ち、3試合で9安打(3安打、4安打、2安打)の大活躍。日本時間8月6日に放った15号ソロは、球団通算10000号の記念すべき一発となった。2008年ドラフトの全体1位指名選手であるベッカムは今季ここまで自己最多の93試合に出場して打率.282、15本塁打、42打点、OPS.794をマークしており、各部門ですでにキャリアハイを更新。25四球に対して115三振とアプローチ面に課題を残すものの、自己ベストのシーズンとなることは間違いなさそうだ。
コントレラスは打率.455(22打数10安打)、5本塁打、13打点、OPS1.660と猛打を発揮し、自身初の週間MVPに輝いた。5本塁打、13打点、長打率1.182はいずれもリーグトップ、打率.455は同2位、10安打は同2位タイ、出塁率.478は同6位の数字。カブスの選手が週間MVPを受賞するのは今季初であり、カブスの野手では2014年7月のアンソニー・リゾー以来3年ぶりの受賞となった。日本時間8月4日と8月7日に1試合2本塁打を記録し、キャリア最初の175試合で33本塁打。これはベネズエラ出身選手による史上最多記録となっている。7月は月間打率.321、今月もここまで月間打率.455と好調で、今季の通算成績も打率.281、21本塁打、70打点、OPS.881とハイレベル。30本塁打と100打点を十分に狙えるペースであり、カブスの捕手が30本塁打をクリアすれば1993年のリック・ウィルキンス以来球団史上3人目、100打点をクリアすれば1930年のギャビー・ハートネット以来球団史上2人目となる。
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