シンダーガード、ファミリアらが戦列復帰へ前進
2017.8.15 12:28 Tuesday
先発ローテーション、ブルペンにおける主力投手を欠いた状態でシーズンの大半を戦うことを強いられ、すでにポストシーズン争いから撤退してしまった今季のメッツ。ノア・シンダーガード、ジューリス・ファミリア、マット・ハービーといった主力投手が、それぞれ戦列復帰に向けて前進している。
右広背筋の部分断裂によって5月上旬から戦列を離れているシンダーガードは、日本時間8月16日に戦線離脱後初めてマウンドでの投球練習を行う予定となっている。過去4週間は平坦なグラウンドでの投球を続けており、マウンドでの投球開始は大きな前進だ。今季は5試合に先発して1勝2敗、防御率3.29。今季中に戦列復帰を果たし、来季に繋がる登板を経験しておきたいところだろう。
右肩の血栓を取り除く手術を受け、5月中旬から戦列を離れているファミリアは、日本時間8月16日にルーキー級でのリハビリ登板を開始する。ファミリアはリハビリのためにマイナーで30日間プレイすることが可能だが、それほど多くの期間は必要でないと見られている。昨季リーグ最多の51セーブをマークしたファミリアだが、今季は11試合で3セーブどまり。戦列復帰後は現在クローザーを務めているA.J.ラモスに代わって再びクローザーを務める見込みである。
右肩の故障によって6月中旬から戦列を離れているハービーは、すでにマイナーでのリハビリ登板を開始しており、今週中にメッツのコーチ陣の前で投球練習を行う予定となっている。最初のリハビリ登板はA級で行われたが、投球練習の様子を見て、次回のリハビリ登板をどの階級で行うかを決める予定だ。すでにリハビリ登板の段階まで進んでいるハービーが3人の中で最も早く戦列復帰を果たすのではないだろうか。
上記の3人はいずれも今季中に戦列復帰を果たす予定であり、彼らが離脱前と変わらないパフォーマンスを見せることが、来季に向けての明るい材料となるだろう。
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