精巣癌から復帰のベティスが温かい歓声に包まれる
2017.8.15 14:58 Tuesday
精巣癌の治療を終え、今季初登板を飾ったチャド・ベティス(ロッキーズ)を本拠地クアーズ・フィールドに詰めかけたファンはスタンディング・オベーションで温かく迎え入れた。
昨年11月に精巣癌が発覚して手術を受け、今年3月には再発により化学療法での治療を受けていたベティスがメジャーのマウンドに戻ってきた。温かい歓声に迎えられたベティスは、先頭打者のエンダー・インシアーテにあわやランニング本塁打かという当たりを打たれたものの、ロッキーズ守備陣が見事な連係プレイで生還を阻止。その後は安定したピッチングでブレーブス打線に得点を許さず、7イニングを投げて被安打6、奪三振2、与四球0、無失点という見事なピッチングを見せた。相手先発のフリオ・テーランも7回無失点と好投したため勝利投手にはなれなかったものの、ロッキーズは8回裏に3点を奪って3-0で勝利。ベティスの復帰戦を白星で飾った。
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