監督退場の末… カブスが暴投でサヨナラ勝ち
2017.8.17 15:54 Thursday

アンソニー・リゾーの満塁本塁打などで5点をリードしながらも、7回と8回に計3本塁打を浴びてレッズに追い付かれたカブス。しかし、9回裏の攻撃でジョー・マドン監督の退場劇の末、意外な結末が待っていた。
6-6の同点で迎えた9回裏。カブスは先頭のハビアー・バイエズが二塁打を放ってチャンスを作り、ジョン・ジェイが四球を選んで無死一、二塁。ここでベン・ゾブリストが送りバントを試みたが、ワンディ・ペラルタの投球がゾブリストの身体を直撃し、死球で無死満塁になったかと思われた。ところがゾブリストがバットを引いていないと判断され、判定はストライク。これに対してマドン監督が猛抗議し、ここでマドン監督は退場となってしまった。ゾブリストは低めのチェンジアップになんとか食らいつき、投手ゴロでランナーをそれぞれ進塁させ、一死二、三塁の大チャンス。ペラルタに代わって登板したブレイク・ウッドの前にアルバート・アルモーラJr.が空振り三振に倒れて2アウトとなったが、次打者クリス・ブライアントへの初球が暴投となり、カブスが意外な形で勝利を手にした。「あのジャッジに何と言っていいかわからないよ」とマドン監督は怒りを露わにしたが、サヨナラ勝ちという結果にはホッと胸をなで下ろしたことだろう。
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