二塁、三塁、二塁、三塁… メッツが異例の守備入れ替え
2017.8.17 16:05 Thursday
日本時間8月17日のヤンキース戦。緊急事態に陥ったメッツは異例の守備入れ替えを敢行した。二塁手として先発出場したアズドゥルバル・カブレラと三塁手として先発出場したトラビス・ダーノウが22回もポジションを入れ替わったのだ。
公式記録ではダーノウの名前の横に「3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B-2B-3B」と表示されている。なぜこのようなことが起こったのか。実は試合前の練習中に内野手のホゼ・レイエスとウィルマー・フローレスが負傷し、内野手が足りなくなってしまったのだ。テリー・コリンズ監督は「他に選択肢がなかった」と捕手であるダーノウを内野手として起用。相手打者が右打者であれば二塁・ダーノウ、三塁・カブレラ、左打者であれば二塁・カブレラ、三塁・ダーノウというように打球が飛んでくる可能性が高いほうにカブレラを配置した。その結果、前述のような22回にわたる入れ替えが行われてしまったというわけだ。ダーノウの守備機会は二塁でポップフライを捕球した1度だけ。苦肉の策は成功したが、残念ながら試合には3-5で敗れてしまった。
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