ナショナルズに朗報 ワースとターナーがリハビリ出場開始へ
2017.8.21 12:04 Monday
現時点で12人が故障者リスト入りするなど、故障者続出に悩まされているナショナルズ。幸いにも2位マーリンズとは14ゲームの大差がついており、故障者続出がポストシーズン逸につながるような事態は考えにくいが、ポストシーズンの戦いに向けて故障者の早期復帰は必要だ。そんな中、レギュラー野手の2名、ジェイソン・ワースとトレイ・ターナーがまもなくマイナーでのリハビリ出場を開始する。
ワースとターナーは日本時間8月22日にAAA級シラキュースでリハビリ出場を開始する予定となっている。ワースは6月上旬に左足の故障で離脱。一方、ターナーは死球による右手首の骨折により、6月末に故障者リスト入りしていた。
ワースは今季47試合に出場して打率.262、8本塁打、OPS.814をマーク。ナショナルズ外野陣はワース以外にもアダム・イートン、ブライアン・グッドウィン、ブライス・ハーパー、ライアン・レイバーンと故障者が続出しており、ワースの戦列復帰は大きな戦力アップとなりそうだ。ターナーは今季68試合に出場して打率.279、7本塁打、35盗塁、OPS.746をマーク。代役遊撃手のウィルマー・ディフォーが期待以上のパフォーマンスで健闘しているが、メジャー屈指のスピードを誇るリードオフマンの復帰は、やはりチームにとって大きな戦力アップとなる。
故障者続出についてダスティ・ベイカー監督は「良い状況ではないよ」と話しつつも、「(故障者続出は)問題だけど、一度問題を抱えてしまえば、その問題のことをあれこれ考えるんじゃなくて、それに対する解決策を考えるものだよ」と故障者続出の中で地区首位を独走しているチームに対する自信をのぞかせた。アダム・リンド、ハウィー・ケンドリックといった選手たちの活躍で故障者の穴を埋め、トレード補強によってブルペン陣の不安も解消されつつあるナショナルズ。故障者が復帰し、戦力が整えば、球団史上初のワールドシリーズ進出も決して夢ではないはずだ。
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