フィリーズに現れた新星・ホスキンスが15試合で8本塁打
2017.8.25 10:52 Friday
日本時間8月11日にメジャー昇格を果たしたばかりの新鋭、リズ・ホスキンス(フィリーズ)の勢いが止まらない。日本時間8月25日のマーリンズ戦に「4番・レフト」で先発出場したホスキンスは、2回裏の第1打席で2試合連発となる8号同点ソロ。直近6試合で5本塁打を量産しており、メジャーデビューからの15試合で8本塁打を放った史上3人目の選手となった。
デビュー5戦目となった日本時間8月15日のパドレス戦でメジャー初本塁打を含む2本塁打を放ったホスキンスは、翌日の同カードでも2試合連続となる一発。その後の3試合は不発に終わったが、日本時間8月20日のジャイアンツ戦から3試合連続本塁打を記録し、1試合を挟んで日本時間8月24日のマーリンズ戦から2試合で本塁打を放ってキャリア15試合で8本塁打となった。これは1993年から1994年にかけてのカルロス・デルガード(ブルージェイズ)と昨年のトレバー・ストーリー(ロッキーズ)に次ぐ史上3人目の記録である。
また、メジャーデビューからの50打数以内で8本塁打を放ったのもホスキンスが史上3人目である。ホスキンスはメジャー49打数目で8本目の本塁打を放ったが、トレイ・マンシーニ(オリオールズ)が47打数で8本塁打、前出のデルガードが48打数で8本塁打を放っており、打数で見るとホスキンスはメジャー史上3番目のスピード記録となっている。
「彼を見るのは楽しいね。私は彼を打線の中軸に置くことを気に入っているよ」とピート・マッカニン監督は新人スラッガーに高い評価を与えている。若手右腕のジェイク・トンプソンも「彼はプロの打者だよ。悪い打席が全く無いように見える。投球ごとに調整しているんだ。これは優れた打者がすることだよ」と同僚の活躍を絶賛する。
8本塁打を放っているだけでなく、ここまで11三振に対して10四球を選び、出塁率.406をマークするなど、アプローチの面でも新人離れしたところを見せているホスキンス。打者としての完成度は非常に高く、今後どのような選手に成長していくのか非常に楽しみな存在だ。
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