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ブルージェイズが青木宣親をリリース

2017.8.30 12:23 Wednesday

 DFA(=40人ロースターから外す措置)から一夜明け、ブルージェイズは青木宣親をリリース(解雇)した。青木はフリーエージェントとなり、新たな所属先を探すことになる。また、青木と契約する球団は今季終了まで、青木を最低保証年俸で雇うことができる。

 青木は今季アストロズとブルージェイズで計83試合に出場し、打率.274、5本塁打、OPS.721をマーク。昨季まで5年連続で.349以上を記録していた出塁率が.319まで低下しているのはマイナス材料だが、5年連続で.283を記録していた打率は今季もそれに近い水準を維持しており、OPS.721もキャリア平均(.738)と大差ない数字だ。守備面でのパフォーマンスが大きく悪化しているわけでもなく、今回のDFA、リリースという措置は若手の出場機会を確保したいブルージェイズのチーム事情によるものだと言えるだろう。

 8月末までに新たな所属先を見つけることができれば、青木はポストシーズンに出場する権利を得ることができる。現時点では青木の獲得を希望する具体的な球団名は挙がっておらず、「高齢のパワーレスな外野手」という青木の選手タイプも影響して新天地探しは難航しそうな気配を見せているが、確実性のある打撃と外野3ポジションをこなせる守備力を兼ね備える青木に興味を示す球団は少なからず存在するはずだ。

 後半戦に入って打率.304、4本塁打、OPS.953と調子を上げている青木。35歳のベテラン外野手の獲得を希望する球団は現れるのだろうか。今後の動向を見守りたい。


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