ドジャースに朗報 ベリンジャーが戦列復帰
2017.8.31 11:01 Thursday
今季最長タイの3連敗中と元気のないドジャースに朗報だ。右足首痛で日本時間8月23日に故障者リスト入りしていたコディ・ベリンジャーが、日本時間8月31日のダイヤモンドバックス戦で戦列復帰を果たした。ベリンジャーは早速「4番・一塁」でスタメンに名を連ねている。
「状態はとても良い、と彼は言っていたよ」とデーブ・ロバーツ監督。「彼が4番に戻ってくることで、他の選手たちを適切な打順で起用することができる。彼のようなパワーを秘めた打者は、いつだって迫力がある。彼がスタメンにいるときの成績(76勝21敗)といないときの成績(15勝18敗)の差を無視することはできないよ。彼はチームにとって非常に大きな戦力なんだ」と、新人ながら本塁打、打点、OPSなどでチームトップの成績をマークしているスラッガーの戦列復帰を歓迎した。
打率.311、19本塁打、OPS.893という好成績を残しているコリー・シーガーが右肘を痛めてスタメンから外れているという状況なだけに、ベリンジャーの戦列復帰はドジャースにとって非常に大きい。シーガーは代打での出場は可能な状態だが、守備に就けない状況がどれだけ続くかという点に関しては現時点では全くの未定だという。直近6試合で2度の完封負けを喫するなど、ドジャースはここにきて打線が元気を失っており、ベリンジャーにはその状況を打破するカンフル剤としての期待もかかる。
今季ここまで34本塁打、79打点、OPS.968をマークしているベリンジャー。7月以降はやや失速したものの、5月に9本塁打、27打点、6月に13本塁打、27打点を叩き出しており、レギュラーシーズンの残りおよそ1ヶ月で40本塁打と100打点をクリアするのも決して夢ではない。この2つを同時にクリアした新人は過去にマーク・マグワイア(1987年:49本塁打、118打点)ただ一人であり、ベリンジャーが史上2人目となる快挙を達成するようであれば、おのずとチームは再び勢いに乗っていることだろう。
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