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まさかの一発 伏兵・ペニントンの逆転グランドスラム

2017.8.31 16:56 Thursday

 3点を追う7回裏に一挙5得点で試合をひっくり返したエンゼルス。チームを勝利に導く一発を放ったのは、マイク・トラウトでもなく、アルバート・プーホルスでもなく、伏兵クリフ・ペニントンだった。

 3回までに3点を先行しながらも、4回表に先発のパーカー・ブリッドウェルが崩れ、8点を奪われる苦しい展開となったエンゼルス。5回裏にプーホルスのこの日2本目となる21号ツーランで3点差に迫ったものの、劣勢のまま試合は終盤に突入した。そして7回裏。エンゼルスは一死一、二塁のチャンスでコール・カルフーンがタイムリーを放って1点を返すと、さらに二死満塁のチャンスを作り、ここで打席に入ったペニントンがライトスタンドへ3号逆転グランドスラムを叩き込んだ。打たれたクリス・ハッチャーは「(スライダーの後に速球を投じた)配球は正しかった。でも、それを正しく実行できなかった。ボールが真ん中に入ってしまい、彼はそれに対して良いスイングをしたんだ」とガックリ。殊勲打のペニントンは「大きな勝利だね。今はすべての試合がとても大切だ。試合終盤にチームを勝利に導くチャンスを得られるのは楽しいよ」と興奮気味に劇的な逆転勝利を振り返っていた。


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