レッズが若手投手のイニング制限によりローテ変更へ
2017.9.6 12:27 Wednesday
ブライアン・プライス監督によると、レッズは今週後半にも先発ローテーションに変更を加えるようだ。どのように変更されるかは正確にはわかっていないものの、ルイス・カスティーヨがイニング制限により今季の登板を終え、アミール・ギャレットが先発ローテーションに復帰することになると見られている。また、タイラー・マーリーにもイニング制限が設けられる可能性が高くなっている。
プライス監督は「我々には考えがあるけど、それは流動的だ。全ての選手に話したわけではないから、詳しいことはここでは話したくない。大きな変更ではないよ。ただ少し先発ローテーションをシャッフルするだけさ」と語り、先発ローテーションに何らかの変更があることを示唆。今季ここまでAA級で80.1イニング、メジャーで81.1イニングを投げているカスティーヨがイニング制限により、日本時間9月7日のブリュワーズ戦での登板を最後に今季を終えることになると見られている。6月下旬にメジャーデビューを果たしたカスティーヨは2勝7敗ながら防御率3.32と期待以上のパフォーマンスを見せているが、自己最多である昨季の131.2イニングを上回る161.2イニングをすでに投げており、球団は故障のリスクなどを考慮して残り試合での登板を回避させる方針だ。
ギャレットは今季、新人ながら開幕ローテーション入りを果たし、3試合連続クオリティ・スタートの好発進。その後は打ち込まれ、3勝6敗、防御率7.41となった6月下旬にメジャー降格となった。来季の先発ローテーション入りをかけて、今季の残り試合でしっかりアピールしておきたいところだろう。
プライス監督はマーリーにもイニング制限を適用することを示唆しており、ギャレットのほか、ルーキー・デービス、ジャクソン・スティーブンスといった若手投手に先発機会が与えられる見込みだ。「何試合チャンスを与えられるかはわからないけれど、残り試合のどこかで必ずチャンスはあるはずだよ」とプライス監督も彼らに先発機会を与えることを明言している。
投手陣の整備がチーム浮上のカギを握っているレッズ。今季の残り試合で若手投手陣が成長をアピールできるようであれば、来季、そして今後に向けての展望は大きく開けるはずだ。若手投手陣の活躍に期待したい。
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