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シンダーガード 復帰時期は未だに不透明

2017.9.11 07:12 Monday

 現在、ナ・リーグ東地区4位のメッツは既に来季の戦いに備えて若手選手を多く起用している。また、今月からは青木宣親も加入するなど打線に活気を与えている。それでもチームは順位を考えてもポストシーズン進出は厳しいところでファンからすれば今季中にノア・シンダーガードの復帰登板を見届けたいところだ。

 シンダーガードは昨年、2桁14勝を挙げる活躍でチームのエースとなったものの、今季は右広背筋の部分断裂の影響で日本時間5月1日のナショナルズ戦を最後にメジャーで投げておらず、故障者リスト(DL)入りしている。その後、9月になってからはマイナーリーグでリハビリ登板を開始し、最初はルーキーリーグで先発登板を果たした。その結果は1回1安打2失点も2奪三振を記録して最初のマウンドを終えた。その後はショートシーズンAにも合流。2試合に登板し、合計で3回5失点という内容だった。

 一歩ずつ復帰への階段を登るシンダーガードだったが、日本時間9月11日に50球程度をメドに行う予定だったシティ・フィールドでの実践形式の練習を回避したという。これを受けてチームは日本時間9月13日にシカゴでの実践のマウンドに立たせるために彼を2日間休ませることに決めた。テリー・コリンズ監督は「なぜシンダーガードは復帰を急ごうとするのか。我々としては10月の試合で彼がメジャーで投げられるようになればよいと考えている。リハビリもケガの具合と相談しながら彼自身のペースで戻ってくればよい」と万全な状態で復帰させることを望んでいる。というのもマイナーでのリハビリ登板の際に体に痛みを覚えながらもブルペン投球をしようとしていたことでチームはこれをやめさせた。

 今季は5試合に登板して1勝2敗 防御率3.29の成績を残しているシンダーガード。果たしてコリンズ監督が話す通り、10月中に復帰できるのか。本人は早めの復帰を望んでいるようだが、監督自身がストップをかけていることもありメジャーでの完全復活はまだ時間を要する見込みだ。


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