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シーズン本塁打記録更新目前!あと31本塁打で新記録

2017.9.19 05:15 Tuesday

 レギュラーシーズンも残すところ2週間。「フライボール・レボリューション」に象徴されるようにメジャーリーグ全体の本塁打量産が話題となった今季だが、レギュラーシーズン第24週を終えた時点で5663本もの本塁打が飛び出した。歴代最多記録は2000年の5693本塁打。あと31本塁打で新記録樹立となるのである。

 4月に歴代2位となる863本塁打が飛び出した今季は、5月に1060本塁打(歴代2位)、6月に1101本塁打(歴代最多)、7月に936本塁打(歴代2位タイ)、8月に1119本塁打(歴代最多)と驚異的なペースで本塁打が量産され、9月はここまで584本塁打。6月に全ての月を通じての最多本塁打記録を更新し、それをさらに8月に更新するという記録ラッシュで、いわゆる「ステロイド時代」に樹立されたシーズン5693本塁打の歴代最多記録の更新が目前に迫っている。

 8月に18本塁打を放ち、マーリンズのシーズン最多本塁打記録を塗り替えたジャンカルロ・スタントンはここまで両リーグ最多の54本塁打。前半戦だけで30本塁打を放ち、ルーキーとしては史上2人目のシーズン40本塁打をクリアしたアーロン・ジャッジ(ヤンキース)はここまでア・リーグ最多の43本塁打。そして、1試合4本塁打を記録するなど、史上5人目となる「1シーズンで複数球団に所属してシーズン40本塁打」の快挙を成し遂げたJ.D.マルティネス(ダイヤモンドバックス)はここまで40本塁打。40本塁打以上を放っているのはこの3人だけだが、30本塁打以上がすでに31人、20本塁打以上がすでに107人も誕生し、20本塁打以上の選手数は歴代最多記録(昨年の111人)を超えそうな勢いである。

 今季は1試合1チームあたり1.26本の本塁打が飛び出しており、このままのペースでいけば日本時間9月20日にも新記録が誕生する。それどころか、このペースを維持すれば最終的には6100本塁打を超える計算であり、空前絶後の大記録が生まれることになりそうだ。

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