ブルージェイズがエストラーダと契約延長
2017.9.21 06:37 Thursday
今季限りで2年契約が終了し、シーズン終了後にフリーエージェントになる予定だったマルコ・エストラーダ(ブルージェイズ)が1年1300万ドルで契約延長に合意した。ブルージェイズは日本時間9月21日に正式に契約合意を発表している。
エストラーダは2008年にナショナルズでメジャーデビューを果たし、ナショナルズで2年、ブリュワーズで5年プレイした後、総額2600万ドルの2年契約でブルージェイズに加入。加入1年目の2015年に13勝8敗、防御率3.13という自己ベストの成績を残し、昨季は9勝9敗、防御率3.48をマークした。
今季は5月末の時点で4勝2敗、防御率3.15と上々のスタートを切ったものの、6月に0勝4敗、防御率9.11の大不振に陥り、日本時間7月22日の時点で防御率は5.52まで悪化。9月に入ってようやく本来のピッチングを取り戻し、今季ここまでの成績は9勝8敗、防御率4.84となっている。
昨季は腰の故障により2度の故障者リスト入りを経験したが、今季は戦列を離れることなく31試合に先発。マーカス・ストローマンとともに開幕から先発ローテーションを守っている。ある程度のイニング数を計算できるイニング・イーターである点、そして9月に入って本来のピッチングを取り戻し、来季に向けての光明が見えてきた点などが評価されて契約延長に至ったと見て差し支えないだろう。
これで来季のブルージェイズはストローマン、アーロン・サンチェス、J.A.ハップ、エストラーダで先発4番手までが確定。残り1枠をジョー・ビアジーニやライアン・ボルッキらが争うことになりそうだ。ホゼ・バティースタの今季限りでの退団が確実となっており、一つの時代が終わったことを感じさせつつあるブルージェイズ。その中で先発ローテーションの顔ぶれにある程度の目処がついたことは朗報と言えそうだ。
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