オリオールズのマチャド引き止め予定はなし
2017.9.22 11:24 Friday
ポストシーズン開幕が刻々と迫っているメジャーリーグの裏では少しずつオフの選手契約に向けての話し合いが行われている。先日、ブルージェイズがマルコ・エストラーダと1年の契約延長を決めたばかり。一方で同地区のライバルであるオリオールズでは来季オフ限りでFAとなるマニー・マチャドを引き止めしない方向だという報道が出た。
今季、1年契約でシーズンに臨んでいるマチャドは日本時間9月20日時点で147試合に出場して打率.264 32本塁打 92打点と主力の1人として活躍している。8月には自身2度目の月間MVPに選出されるなどその打棒を発揮していたが、9月は一転して打率.229 2本塁打 4打点と不振に喘いでいる。
第一報を報じた「MLB Network」のジョン・ヘイマン記者によると「オリオールズはオールスターに3回選出されたマチャドを引き止めるつもりはない」という。彼を手放す代わりにチームは投手陣の再建を目指し、他球団から先発ローテーションを守れる安定した投手を獲得を狙う。実際にチームの先発防御率はメジャーワーストの5.64と落ち込んでいる。また、ジェレミー・ヘリクソンやウバルド・ヒメネス、クリス・ティルマンらもFAになる予定で先発陣の立て直しが急務となっている。
このまま来季オフにFAとなればマチャドの他球団移籍が濃厚になった。彼は打撃だけではなく、ゴールドグラブ賞を2回受賞している守備力も魅力のため争奪戦が予想される。果たしてどこのチームのユニフォームを着ることになるだろうか。
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