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【戦評】Dバックスサヨナラ勝ち ワイルドカード1位が決定

2017.9.25 12:02 Monday

 ダイヤモンドバックスが日本時間9月25日のマーリンズ戦にサヨナラ勝ち。ブリュワーズとカージナルスがともに敗れたため、ワイルドカードでのポストシーズン出場が決定し、同率で並ぶ可能性のあるロッキーズとの直接対決に11勝8敗と勝ち越しているため、ワイルドカード・ゲームを本拠地チェイス・フィールドで開催することも同時に決定した。

 ダイヤモンドバックス先発のパトリック・コービンが6.2回2失点、マーリンズ先発のダン・ストレイリーが6回1失点と好投し、ロースコアの接戦となったこの試合。ダイヤモンドバックスは1点ビハインドの8回裏にダニエル・デズカルソのタイムリーで同点に追い付き、さらに9回裏、マーリンズ4番手のジャスティン・ニコリーノを攻め立てて無死満塁の大チャンスを迎えた。ケテル・マーテイがショートゴロ、ポール・ゴールドシュミットが三塁ゴロに倒れて二死満塁となったものの、J.D.マルティネスがマーリンズ5番手のハビー・ゲラからレフトへのタイムリーを放ってサヨナラ勝ち。7月に途中補強したスラッガーの一打で6年ぶりのポストシーズン進出を決めた。

 「ゴールドシュミットかマルティネスが決めてくれると思っていたよ。これまでもそうだったからね」と2人のスラッガーへの信頼を口にしたコービンは「マルティネスの存在は僕たちにとって大きい。サヨナラで勝てるなんて最高だね!」と興奮した様子。キャリア初のサヨナラ打となったマルティネスは「越えてくれ!って思いながら走っていたよ。試合は終わった。パーティーだ!」と自身の一打を振り返っていた。

 トーリ・ロブロ監督にとっては就任1年目でのポストシーズン進出。「選手たちは野球をとても楽しんでいる。私はそれを誇りに思うよ」と選手たちを称えていたが、まだワールドシリーズ制覇に向けてのスタートラインに立っただけ。ザック・グレインキー、ロビー・レイという左右の二枚看板を抱えるダイヤモンドバックスはポストシーズンにおいて台風の目となるかもしれない。


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