【戦評】ポメランツ5失点KO マジック3で足踏み
2017.9.26 12:07 Tuesday

日本時間9月26日、地区優勝へのマジックナンバーを3としているレッドソックスはブルージェイズと対戦。デイゲームで地区2位のヤンキースが勝利したため、ブルージェイズに勝って自力でマジックを減らしたいところだったが、先発のドリュー・ポメランツが3回途中5失点でノックアウト。マジックを減らすことはできず、ヤンキースとの差は4ゲームに縮まった。
1回表にジョシュ・ドナルドソンに31号ソロを浴びて先制を許したレッドソックスだったが、直後の1回裏に無死二、三塁のチャンスを作り、ムーキー・ベッツとハンリー・ラミレスの内野ゴロですぐさま逆転。しかし、2回表にポメランツが二死満塁のピンチを背負うと、テオスカー・ヘルナンデスとドナルドソンの連続二塁打で4点を失い、試合の流れを引き寄せることができなかった。
ポメランツは3回表の先頭打者、ホゼ・バティースタにヒットを打たれたところで降板。その後は9回表に5番手のアディソン・リードがライアン・ゴインズに9号ソロを浴びるまで、ブルペン陣が6イニングを無得点に抑える力投を見せたものの、打線が思うように繋がらず、5回裏にベッツのタイムリーで1点、8回裏に代打アンドリュー・ベニンテンディの20号ソロで1点を返しただけに終わった。
これでヤンキースとは4ゲーム差。レッドソックス、ヤンキースとも残り6試合という状況であり、地区優勝に向けてレッドソックスが極めて有利なポジションにいることは間違いないが、逆転の可能性がないわけではない。レギュラーシーズンの最後にはア・リーグ最高勝率を目指すアストロズとの4連戦が控えており、レッドソックスとしてはブルージェイズとの残り2試合のうちに地区優勝を決めておきたいところだろう。2年連続の地区優勝に向けて日本時間9月27日の試合ではクリス・セール、同28日の試合ではリック・ポーセロが先発予定となっている。
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