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インシアーテが球団21年ぶりのシーズン200安打

2017.9.27 10:06 Wednesday

 今季自身初のオールスター出場を果たしたエンダー・インシアーテ(ブレーブス)が日本時間9月27日のメッツ戦、1回表の第1打席でライト線への二塁打を放ち、シーズン200安打に到達。ブレーブスでは1996年に207安打を放ったマーキス・グリッソム以来21年ぶりの快挙となった。

 ブレーブス移籍2年目となった今季は、昨日までに先発出場した151試合で全て「1番・センター」。不動の1番打者として、5月に40安打(打率.336)、6月に39安打(打率.336)、8月に42安打(打率.362)を放つなど、開幕からコンスタントにヒットを積み重ねてきた。ブライアン・スニッカー監督はインシアーテが負担の大きいセンターを守りながら故障なくシーズンを過ごし、ほぼ全試合に出場してきたことが200安打に到達できた最大の要因であると分析している。そして、「(試合に出続けるのは)簡単なことではないよ。たくさんの優秀な選手がいたにもかかわらず、ブレーブスの選手が長い間(200安打を)達成できなかったことからも、その難しさがわかるだろう。大偉業だよ」とリードオフマンの快挙達成を称えた。

 インシアーテは今季すでに出場試合、安打、本塁打、打点、盗塁などの各部門で自己ベストを更新。打率、出塁率、長打率といった率系のスタッツでも自己ベスト更新の可能性があり、キャリアハイと呼ぶにふさわしいシーズンを過ごしている。昨季ゴールドグラブ賞を初受賞したようにセンターの守備もハイレベルで、今季は初のオールスター出場を果たすなど、名実ともにリーグを代表する外野手の仲間入りを果たしたと言っても過言ではないだろう。

 なお、ブレーブスの選手によるシーズン200安打はアトランタ移転以降では4人目の快挙。フェリペ・アルーが2度(1966年、1968年)、ラルフ・ガーが3度(1971年、1973年、1974年)、そしてグリッソムが1度(1996年)達成しているだけであり、インシアーテが球団史に新たな1ページを刻んだ。


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