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今季限りで現役引退の井口がシカゴで会見&始球式

2017.9.29 11:30 Friday

 先日、千葉ロッテでの華々しい引退試合を終え、メジャーリーグでの4シーズンを含む21年間の現役生活にピリオドを打った井口資仁。2005年の世界一メンバーとしてホワイトソックスファンから愛される男が、本拠地ギャランティードレイト・フィールドでの始球式に登場した。

 日本時間9月29日、井口はギャランティードレイト・フィールドのカンファレンス&ラーニング・センターで記者会見を行い、現役生活は終えたものの、野球との関わりは終わっていないことを明言。「将来、メジャーリーグのユニフォームを着たいと思っています。監督またはコーチとしてユニフォームを着たいです」と通訳を介して宣言した。

 井口は2015年にワールドシリーズ制覇時のメンバーが10年ぶりに再集結した際にシカゴを訪れた。井口によると、そのときに球団オーナーのジェリー・ラインズドーフと何らかの役職でホワイトソックスに戻ってくることについて話をしたそうだ。

 日本時間9月29日のエンゼルス戦の試合開始前には井口の活躍を称えるトリビュート・ビデオが球場内で放映された。その中では球団副社長のケン・ウィリアムス、世界一当時の監督であるオジー・ギーエン、そして当時のチームメイトであるポール・コナーコとジェフ・ブラムが井口のキャリアについて語っていた。そして、井口は試合開始前に始球式を行い、地元ファンからの歓迎を受けた。

 「(ワールドシリーズ制覇は)僕の夢でした。そして、それは叶ったんです」と2005年のワールドシリーズ制覇を振り返った井口。「2005年の世界一とホワイトソックスでの日々はとても良い思い出です。素晴らしいものでした。プロ野球選手として21年間プレイしましたが、このチームのことはよく覚えています」

 来季の千葉ロッテ監督就任が濃厚とされている井口だが、メジャーリーグの監督またはコーチとしてユニフォームを着る日がやってくることを楽しみに待ちたい。


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