マリナーズに朗報 岩隈の右肩手術が無事終了
2017.9.30 16:38 Saturday
マリナーズは日本時間9月30日、右肩炎症で故障者リスト入りしていた岩隈久志が右肩内視鏡手術を無事に終えたことを発表した。投球再開まで5ヶ月を要することから来季の復帰に向けて準備していくことになる。
今季の岩隈は6試合に登板して0勝2敗 防御率4.35の成績を残している。日本時間5月4日のエンゼルス戦を最後にメジャーの試合には出場しておらず、5月11日から右肩炎症でDL入りしていた。その後はマイナーリーグでリハビリ登板を2回行ったものの、調子が思わしくなく復帰のめどが立っていなかった。
今後の岩隈の去就は球団の判断によって決まり年俸1000万ドルの1年契約を行使するか、または100万ドルを支払うことでFAとなるか2つの選択肢がある。ただしマリナーズにとって岩隈は安定した投手の1人であり、メジャー6年間で150試合に登板し63勝39敗 防御率3.42を記録しており勝率は.618を誇っている。今季は岩隈ほか、フェリックス・フェルナンデスやジェームズ・パクストンらが離脱したことで先発陣の起用に頭を悩ませたマリナーズ。岩隈が完全復活となれば確実に勝ちを計算できる投手の1人であるだけに彼を手放すとは考えにくい。
果たしてチームの決断はどうなるのか。まず、岩隈が復活に向けて新たな一歩を踏み出したことは本人にとってもチームにとっても朗報だ。
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