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【戦評】強力投手陣のコンディション万全!インディアンス102勝目

2017.10.2 11:54 Monday

 両リーグベストのチーム防御率3.30、メジャーリーグ史上最多となるシーズン1614奪三振を記録したインディアンスの強力投手陣がレギュラーシーズン最終戦でも安定感抜群のピッチングを披露。昨季惜しくも逃したワールドシリーズ制覇に向けて、投手陣のコンディションは万全だ。

 1回裏にジェイ・ブルースの2点タイムリーとカルロス・サンタナの犠飛で3点を先制したインディアンスは、先発のジョシュ・トムリンが6回途中1失点の好投。6回表一死からはジョー・スミス、タイラー・オルソン、ザック・マカリスター、アンドリュー・ミラー、ブライアン・ショウ、そしてクローザーのコディ・アレンと自慢のブルペン陣を総投入し、リリーバー6人で計3.2イニングをノーヒットに抑え、8三振を奪う圧巻のパフォーマンスを見せた。トムリンは2年連続3度目の2ケタ勝利に到達する10勝目(9敗)をマーク。スミスからショウまでの5投手にはホールドが記録され、アレンは3年連続となる30セーブに到達した。

 いよいよ始まるポストシーズンについて、テリー・フランコーナ監督は「願わくば、たくさんのチャレンジができるといいね。(レギュラーシーズンという)ページをめくって、新たなチャレンジへの準備を始めないとね」と意気込んだ。

 MVP候補のホゼ・ラミレスを中心に、フランシスコ・リンドーア、エドウィン・エンカーナシオン、ジェイ・ブルースらが名を連ねる打線はもちろん強力だが、インディアンスの最大の武器は何と言っても球界屈指の強力投手陣。ジェイソン・バルガス(ロイヤルズ)と並ぶ18勝で最多勝に輝いたコリー・クルーバーとカルロス・カラスコの二本柱はおそらく今季メジャーNo.1の実力派コンビであり、そこに17勝のトレバー・バウアー、12勝のマイク・クレビンジャーが加わって先発ローテーションを形成する。ブルペンにもショウ、ミラー、アレンだけでなくニック・グッディ、ダン・オテロなど実力派リリーバーが目白押しだ。その充実の戦力を経験豊富なフランコーナ監督がまとめ上げるインディアンスがワールドシリーズ制覇の大本命であることに異論はないだろう。


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