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9月の最優秀新人はジャッジとホゼ・マルティネス

2017.10.3 11:51 Tuesday

 日本時間10月3日、9月の各賞受賞者が発表され、月間最優秀新人にはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)とホゼ・マルティネス(カージナルス)が選出された。

 ジャッジは27試合に出場して打率.311(90打数28安打)、15本塁打、32打点、OPS1.352の好成績をマークし、今季4度目の同賞受賞となった。1シーズンで同賞を4度受賞したのは2012年のマイク・トラウト以来5年ぶりの快挙。「100得点・100打点・100四球」をクリアした新人は1939年のテッド・ウィリアムス以来78年ぶり史上2人目のことであり、まさに歴史的なシーズンを過ごした。9月9日から9月22日にかけて12試合連続得点を記録したが、これは過去65年の新人では2012年のトラウト(15試合連続)と2001年のアルバート・プーホルス(13試合連続)に次ぐ3番目の記録。最終的に52本塁打を放ち、1987年にマーク・マグワイアが打ち立てた49本塁打の新人本塁打記録を30年ぶりに塗り替えた。アンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)、トレイ・マンシーニ(オリオールズ)らも好成績を残したが、満票でジャッジが新人王を受賞することはほぼ間違いないだろう。

 マルティネスは24試合に出場して打率.345(84打数29安打)、4本塁打、18打点、OPS.975の好成績をマークし、自身初の月間タイトル受賞となった。月間20打席以上の新人選手の中で、出塁率.427はリーグトップ、打率.345は同2位、29安打は同3位、18打点は同3位タイにランクイン。カージナルスの選手が同賞を受賞するのは7月のポール・デヨングに続いて今季2人目となった。カージナルス移籍2年目となった今季、初の開幕ロースター入りを果たしたマルティネスは106試合に出場して打率.309、14本塁打、46打点、OPS.897と期待以上の活躍を見せ、メジャーに定着。マイク・マシーニー監督はマルティネスを来季の正一塁手の有力候補に挙げており、来年7月に30歳を迎えるマルティネスにとっては今後のキャリアを左右する勝負の一年になりそうだ。


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